１stタイプや３rdタイプなど、今の気分を取り入れながらリファインさせることでご好評いただいたトラッカージャケットですが、2021年秋冬は初となる2ndタイプをリリースします。
　「507XX」こと通称”セカンド”は、1952年に誕生。着丈が短いワイドなボックスシルエット、胸周りを動きやすくするためのフロントプリーツなど、１stを踏襲しつつも、両胸にフラップ付きのパッチポケットを配したシンメトリーなデザインにアップデートし、シンチバックからサイドアジャスターへと変更するなど、より機能的なワークジャケットへと進化を遂げました。
　ただ、そこはヴィンテージ。かなり昔のある日偶然見かけた、センターに生地の切り替えがあるビッグサイズの１stのようなデザインの一着を、今作ではワンサイズ展開で再現しています。
　今までは本水牛ボタンにアレンジしていましたが、今回は男っぽく打ち付け型の”タックボタン（ネオバーボタン）”で、素材には15オンスのオリジナル セルヴィッチデニムを使っています。
　そして、よく見ないと気付かないと思いますが、適所に巻き縫いの幅を変えています。カーブ箇所は細め、直線箇所の接ぎは太めと微妙に変えているのもポイント。実はこのジャケット、デニムパンツを縫って貰っている職人にお願いして作り上げたのですが、デニムを愛し、理解している職人だからこそできる技がたっぷりと詰まっています。
　好きが高じるとつい、文章にも熱が入ってしまいます。

Item:

T-Back Jacket “2nd Type”

Number:

21AWCA0285

Price:

55,000

Size:

0

Material:

Cotton100%

Color:

INDIGO